フラワーチルドレン

ドラムは花が好きだったけど、
タビも花が好きみたい。





て言うか、とりあず食べられるかどうか確認しているらしい。
これもドラムと同じ。
やはり2代目として芸風を継承したのか？



この写真も3月。
まだ子ども顔。

ウサギさんを腕枕

大きくなったタビを紹介しますなどと言いながら、
月日は巡りはや7月もあとちょっと。

とりあえず、更新の勢いをつけるために、
たまってる写真を載せてみるです。

なんと、これは、3月2日の写真。

運命待ち

ドラムたちは、のらんさんが世話してる公園のぼへ猫ではありません。
段ボール箱に入れられて、のらんさんちの近所に捨てられてました。
のらんさんが公園の猫の世話をしてることを知っている人が
捨てた可能性もあります。少なくとも、可能なら生きてほしい
と願っていたであろうことは想像できるけど、
だったらちゃんとした組織に相談して里親に出せばいいのにと思います。
でも、そしたらドラムたちはうちには来なかった。



当時ぼくたちは「猫を飼いたいね」と言い始めていました。
「保護された猫の里親になりたいけど、
殺処分を待つ猫たちから選ぶのは辛そうだから、
何か縁のある猫と出会えたらといいねえ」
そんなことを言っていた矢先、のらんさんから連絡があったのです。



よちよち歩きで、ほ乳瓶からミルクを飲むドラムたちを見ながら、
ぼくたちは「いつかこの子たちは死ぬ。溺愛してるとその日は重いから、
5年おきくらいに1匹ずつ増やしていこうか」
なんてことを話したものだけど、それは実行していません。
考えが変わったわけじゃないけど、しいて言えば、
ドラムたちとの出会いほど運命的な縁が訪れていない、
ということかな。で、結局、ドラムとリズムを溺愛している次第。



名前はぼくが考えました。
当時ぼくはドラムを習い始めたばかりで夢中だったから。
ドラムはいかにもドラ息子っぽかったし、
リズムはぴょこぴょこリズミカルに歩いていたから。
われながら、いい名前を思いついたものだと思っています。
名前を呼んで返事をしてくれると、すごく嬉しい。



そしてぼくは、こいつらをお手本にして生きようと思った。
そうすれば大丈夫だと思ったのでした。







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すべての始まり

マキさんが、千ちゃんがやってきたいきさつを
当時の写真で紹介しているのを見て、
ドラムとリズムがやってきたときのことを思い出した。
以前掲載した写真ばかりだけど、見てやって。
どれものらんさんが撮ってくれた写真です。

ある日、のらんさんから、
子猫の兄妹を４匹拾ったから１匹育ててくれないかと連絡がありました。
ぼくたちは、いそいそと出かけました。
段ボール箱の中からよたよたと出てきたのは、
茶トラの雄１匹、キジトラの雌２匹、黒っぽい長毛の雌１匹。
段ボール箱から初めて外に出してもらった４匹は辺りの様子をうかがう。
すると、なぜか茶トラの雄だけがぼくの目の前にいちもくさんにやってきて
丸まり、落ち着いてしまったのでした。
それがドラムです。



ドラムは自分から立候補したわけです。
「子猫は２匹以上で飼ったほうが学習が早くて楽だよ。もう１匹どう？」
「じゃあ、逆にいちばん落ち着きのないこいつ」
ぼくたちは直感的に、中途半端な長さのしっぽが
アンテナみたいに立っているキジトラに決めました。
それがリズムです。



以下の2枚は、猫たちが外の世界に慣れるまで
のらんさんちで過ごしている時期の写真。
ドラムは既にとぼけた味を発揮しています。





もうすぐ、この日から8年。
それはドラムとリズムが運んでくれる、春です。




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きょうだい

一緒に生まれたから、もちろん年は同じなんだけど、
体が大きくてずうずうしいドラムがお兄ちゃんで、
小さくて大人しいリズムが妹のように見えます。
リズムが寛いでいるところをいつもドラムは奪うし、
当然けんかしても逃げ出すのはリズム。

でも、実際にはリズムのほうが序列は上なんじゃないかと思っています。
ごはんを食べるときは、リズムが先です。
ドラムは迎えに行ってやらないと、リズムが食べ終わるのを待っています。
水を飲むときも、リズムが先に飲んでいるとドラムは遠慮します。
高いところにいるのもリズムです。
（もっともドラムはどんくさいから高いところに飛び上がれない）

まあ、どっちでもいいんですけどね。
お互いに家族だとは思っているみたいだし。

写真は1歳の頃。
これは姉と弟って感じに見えるね。






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