輪廻か

ドラムは、朝、寝ているぼくたちの口に肉球を押し付けて
「ここを使う時間だよ」つまり「ご飯くれい」と言ってた。
あったまいいなあって思ってたんだけど、
タビが同じことをやり始めました。
輪廻か？



これもドラムもやってた。
ドラムの場合は、はまって出られなくなってたけど。
生まれ変わりか？

違いますね。
ドラムが死んじゃったとき、タビはもう生まれてた。



相変わらずテレビの中の猫が気になって仕方ありましぇん。

うちに来たときは、2.4kgだった。
3か月経った今は、3.1kg。
リズムと並んだ、と思ってリズムも計ったら、3.4kgになってた。
やっぱり太ってました。

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上下関係は守られております。





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それでも猫は出かけていく／ハルノ宵子

吉本隆明の長女、つまり吉本ばななの姉であるハルノ宵子は
開店休業中の漫画家で、めっぽう文章が面白い。
そして猫好き。
吉本隆明も猫好きとして知られていたけれど、
ハルノ宵子はただの猫好きではありません。
世話をしている街猫たちの集会に参加したりもします。
『それでも猫はでかけていく』は、そんなハルノ宵子が
味な文章とイラストで綴った猫まみれな日常の記録。
ただし、そんじょそこらの猫エッセイとは深さが違います。
生と死を見つめ、コミュニティについて考える
社会思想の書でもあります。さすが吉本隆明の娘。
しかも、猫の飼い方のハウツー本としても、
こんなに実践的で詳しい本をほかに知りません。
特に、猫の性格別対処法や行動パターンの解釈と
傷病に関する知識が尋常じゃない。
豊富な経験に基づいているから、説得力抜群。
役に立って、ちょっと感動して、そしてますます猫が愛おしくなる、
猫と暮らす人におすすめの一冊です。





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大きな変化

タビが来て、リズムに変化があった。

①爆弾を落とさなくなった
リズムは便秘ぎみで、フンギリが悪く、
出かかった途中で止まってしまうことがあって、
そういうときは走りながら勢いをつけて
爆弾を投下していたんだけど、
タビが来てからは、ちゃんとトイレで頑張るようになった。
お手本を見せてるのかな。

②1日2食になった
リズムは、少しずつ何回かに分けて食事するタイプで、
それでも全量食べないことが多い小食な猫だったんだけど、
タビが来てからは、1日2回ちゃんと完食するようになった。
この理由はわかってる。
残すとタビが食べようとするから。

③その結果



太った。





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ちょっとあんたさあ

タビは母ちゃんが大好きで、
リビングでテレビ観てたり、食事してたりすると、
すぐやって来て膝の上にのって、
そのうち寝てしまうので、
母ちゃんは動けなくなってしまう。

リズムはどっちかと言うと父ちゃんっ子なんだけど、
さすがに、おもしろくないらしい。



最近、目つきが、こわい。





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くっついてみた

やってみれば？



静かにしてないと叱られるよ。



この直後リズムはタビをポカスカ殴って、
昼寝の場所を変えたのでした。

30cmくらいまでなら近づかせてくれるんだけど、
くっつくのはダメみたいです。
もともとリズムはドラムにくっつかれるのも嫌がってたからなあ。
まあ、こんなもんでよしとしますか。





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